腟トリコモナス症の基礎知識!腟トリコモナス症は早期治療が大切

腟トリコモナス症はトリコモナス原虫が体内に入ることで感染する性病です。主な感染源は性交渉ですが、感染者とのお風呂やタオルを共有することでも感染します。腟トリコモナス症はどのような病気で、どんな検査や治療があるのでしょうか。

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腟トリコモナス症の予防としてコンドームを使用する

   

腟トリコモナス症の予防

腟トリコモナス症を予防するためには、性交時の対策が最も重要になります。その理由は、感染源が性行為によるものであるからです。感染率を大幅に下げる方法として、コンドームを使用するようにしましょう。

完全に防ぐことが出来るわけではありませんが、性器同士の直接的な接触を避けることが出来ますので、体内に原因となる原虫が侵入するリスクを減らすことが出来ます。

なお、挿入を伴わない行為を行ったとしても、相手が原因となる原虫に感染している場合には、相手の性器に触れた手で自身の性器を触っただけでも感染してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

性行為を行う場合、月経中は避けるようにしましょう。通常、膣内は酸性に保たれていますが、月経中は中性に変化し免疫力が低下してしまいますので、原虫が活発に働きやすい環境となります。

ストレスや睡眠不足などが続く、病気になるなど免疫力の低下は感染しやすい状態となりますので、健康に気をつけることも大切です。

パートナーと一緒に腟トリコモナス症の治療をする

腟トリコモナス症は一旦症状が治まったように思っても、すぐに再発する可能性があります。再発の理由としては、治療が不十分であった事や感染した菌が薬が効きにくい耐性菌であった場合もありますが、多いのがパートナーからの再感染です。

トリコモナスは感染力が高いため、一方だけが治療をしても、パートナーが治療を受けなかった場合には、再度感染してしまいます。このような相互的な感染のことを「ピンポン感染」と言います。

男性の場合、トリコモナスに感染していてもその9割以上は自覚症状が無いとされています。また、仮に症状があらわれても、3週間ほどで症状が消えてしまうため、治療を受けない人が多いようです。

このような状態では、完治を望むことは難しいため、どちらか一方にトリコモナス症の症状が見られた場合には、症状が見られなかった場合でも感染力は十分にあります。そのため検査を受け、必要に応じてパートナーの治療も行うようにしましょう。